ヤフオクとメルカリはどっちが売れやすいのか?【ヒント:使い分け】

基礎知識

こんにちは、マエダです!

 

メルカリとヤフオクって結局どっちが売れやすいの?

そう疑問に思っている方はかなり多いハズ。

そこで、ヤフオク利用歴8年・メルカリ利用歴5年の僕なりの
経験に基づいた個人的な視点も取り入れつつ、各プラットフォームの
特徴などを取り入れながら徹底解説していきます!

 

 

ヤフオクとメルカリはどっちが売れやすいのか?

これは「高く売れやすい or 早く売れやすい」という2つの視点から見るべき問題です。

 

結論を先に言うと

・より高く売れやすいのはヤフオク

・より早く売れやすいのはメルカリ

 

このようになります。

これは、両プラットフォームの特徴を見ることで理解することができます!

 

ヤフオク・メルカリそれぞれの特徴

各プラットフォームの特徴は以下の通りです。

 

ヤフオクの特徴

  • 利用者数 ➡ 1600万人
  • 男女比 ➡ 男性6:女性4
  • 年齢層 ➡ 30代~40代がメイン
  • 年間流通総額 ➡ 8899億円
  • 販売手数料 ➡ 8.8%(月額508円) 10%(無料)

 

1999年のサービス開始から20年以上が経過したヤフオクは、
昔からのヘビーユーザーが多く、30代~40代の中年層が多くを占めています。

 

利用者の多くは仕事で使う道具や趣味のグッズなどを、
定価の販売価格より少しでも安く購入できないか?

 

一般のお店には売っていないような絶版品や海外商品など
マニアックなモノが出品されていないか?

といったような目的を持って、自分から能動的に商品を探しているユーザーが多い印象。

 

僕の主観としては、わりと高単価な工業製品がたくさん出品されているように感じます。

また、最近は女性利用者の割合も増えてきましたが、
依然として男性利用者の割合が多いためか、
高い価格帯の商品でも売れていく
のがヤフオクの特徴です!

 

メルカリの特徴

  • 利用者数 ➡ 2200万人
  • 男女比 ➡ 男性3:女性7
  • 年齢層 ➡ 20代~30代がメイン
  • 年間流通総額 ➡ 4900億
  • 販売手数料 ➡ 10%

 

メルカリは2013年からサービスが開始して、まだまだサービス自体の
運営年数としては短いですが、近年での利用者の増加率が高く、
ついにはヤフオクを追い抜き、今いちばん勢いがあるプラットフォーム。

 

またメルカリは、スマホアプリからスタートしたプラットフォームなので、
スマホと共に育った20代~30代の若年層が利用者の多くを占めています。

スマホさえあれば手軽に利用できるというのは利用ハードルを大きく下げている要素です。

 

また、割合的に女性の利用者が多いためか、靴や洋服・バッグなどを
始めとした女性モノのファッション商品が多く販売されているのが特徴。

(タイムライン上でも基本的にファンション系が上位表示されています)

 

また、ヤフオクのように何らかの目的を持って商品を探す方はもちろん、
ウィンドウショッピング感覚で、ついで買いをする方も多く居るようです。

その理由としては、メルカリは500円~3000円ぐらいの低価格帯での出品物が多く、
価格が安いから衝動的に購入しやすいというのが挙げられます。

 

このような背景から、低価格帯のものがよく売れやすいのがメルカリの大きな特徴です。

 

ヤフオクがメルカリよりも高く売れる理由

メルカリよりヤフオクが高く売れるのには大きく分けて4つの理由があります。

①メルカリが若年層が多いのに対し、ヤフオクは中年層が多く高所得者層も利用しているから。

②メルカリが送料無料の文化なのに対し、ヤフオクは配送料は購入者が負担する文化があるから。

③メルカリが販売手数料が10%なのに対し、ヤフオクの販売手数料は8.8%と安いから。

④メルカリは即決販売しかできないが、ヤフオクはオークション形式で出品できるから。

 

両者の特徴を比較するとよくわかりますね。

 

利用者層=所得ではありませんが、やはり多少は影響してくる部分ではあります。

また両者ともに、特徴の章でも挙げたような、

「サービス開始からのコレまでの間にユーザーたちによって築かれてきた文化」が存在します。

メルカリは基本的に送料無料の商品しか売れていかないのに対し、
ヤフオクでは送料は落札者負担でも、それが当たり前なので普通に売れていく。

するとヤフオクのほうが送料分手元に残るお金が増えますよね。

また、メルカリの手数料10%だと100000円で売れても実質は90000円ですが、
ヤフオクの手数料8.8%だと、100000円で売れたら実質91200円です。

ココでもヤフオクのほうが手元に残るお金が増えます。

 

メルカリの即決形式だと、出品した価格以上で売れることはありえませんが、
ヤフオクのオークション形式だと

需要が高い人気商品であれば、1円からスタートしても相場以上の価格で売れることはザラ。

 

これら全てを加味すると、ヤフオクのほうが高く売れやすいといえますね。

 

メルカリがヤフオクよりも早く売れる理由

メルカリがヤフオクよりも早く売れる理由についても大きく分けて4つの理由があります。

①ヤフオクが高単価なモノが多いのに対し、メルカリは低単価のモノが多く回転率がいいから。

②ヤフオクは未だにPCでの利用が多いのに対し、メルカリはスマホから手軽に購入されるから。

③ヤフオクは出品後に上位には表示されないが、メルカリは出品後に自動で上位表示されるから。

④ヤフオクがオークション出品メインなのに対し、メルカリは即決出品のみだから。

 

これも、両者の特徴を比較するとよくわかりますね。

ヤフオクで高単価なものを購入する際には、躊躇するものです。
しっかりと価格相場を調べてから、入札に踏み切るといったプロセスが存在します。

しかし、メルカリに多く出品されているような低単価なものは、割と勢いで買ってしまうもの。

 

また、現在はスマホアプリも存在するヤフオクですが、やはり最初はPCから
スタートしたプラットフォームなので、未だにその名残は残っています。

対してメルカリは最初からスマホアプリでスタートしたプラットフォームなので、
出品から購入までスマホでカンタンに完結するという面も大きな要因です。

 

そして決め手となるのは両プラットフォームの表示システムや販売方法の違いです。

ヤフオクのオークション形式だと、終了までに時間を要します。
しかし、メルカリは即決販売なうえ、ヤフオクにはないタイムライン機能があります。

タイムラインには、新しく出品された商品が無条件で1番上に上がってくるので
そこでたまたま商品を求めていたひとの目にとまって「秒」で購入されるなんてこともあります。

 

こういった要素を加味すると、メルカリのほうが早く売れやすいといえますね!

 

僕のオススメは両者併用

ヤフオクにはヤフオクのメリット、メルカリにはメルカリのメリットがあるので、
物販を行っていく場合であれば、「どちらか片方だけを使う!」という考えよりも

ヤフオクとメルカリを併用して、双方のメリットを生かし、売上の最大化を
図っていくという考え方で販売を行っていくのが、僕は最適解だと思っています。

 

メルカリにのみ出品すれば2200万人にしか商品を露出できませんし、
ヤフオクにのみ出品しても1600万人にしか商品を露出できません。

 

しかし、両方のプラットフォームに出品すると、数字上では3800万人の
見込み客へ商品を露出することができるのです。

(※ただし、両方利用している方もいるので、実際には数字上の人数よりも減る。)

 

すると、商品にアクセス可能な利用者はおおよそ1.5倍になり
見込み客に露出できる確率が高くなるため、売れやすくなるワケですね。

 

 

女性向けの低単価のものはメルカリ

男性向けの高単価のものはヤフオク

 

 

といった感じで利用するとより効果的です。

また、長期在庫などはヤフオクのオークション形式で販売して、
早めに売り切ってしまうことで、在庫を溜めこむことなくキャッシュフローを健全化できます。

 

両プラットフォームの利点を生かしてうまく併用すると、
商品を広く露出できるようになるだけではなく、
適切なターゲットに適切な商品を露出できます。

 

その結果、商品へのアクセスがよりたくさん集まるようになり、
売上は飛躍的に上昇していきますよ
(^^)/

 

まとめ

・早く売れるのはメルカリ! 高く売れるのはヤフオク! (しかし、商品によりけり)

・女性モノはメルカリ! 男性モノはヤフオク! 利用者層と扱う商品で決めよう!

・売上を底上げしたいなら両者併用! それぞれの旨味をうまく利用するのが最適解!

この記事を書いたのは…



【マエダ】

高校卒業後、9つの職業を転々とする。23歳から副業で始めた輸入ビジネスで独立起業!現在は、輸入物販、情報発信、コンサルなどを行っています。

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