ebay輸入ビジネスの各種手数料と利益計算方法

基礎知識

こんにちは、マエダです!

今回は、ebay輸入ビジネスで得られる利益の計算方法について解説していきます。

 

あなたが「ebay輸入➡ヤフオク販売」を行う際に、
避けては通れない大事なプロセス、それが「利益計算」です!

 

ebay輸入ビジネスで確実に利益を上げていく為には、正しい利益計算方法を覚えて、
必ず仕入れ前の段階で利益が出る商品を取捨選択していく必要があります。

細かな送料、手数料などがありますが、計算式は毎回同じなので、
数学と同じで公式に当てはめてしまえば特に難しいことはありません。

 

ここで公式をしっかりと覚えて、得られる利益を確実なものにしていきましょう!

 

オークファンからみる想定販売価格

 

あなたが仕入れる商品の想定販売価格は、オークファンを使って過去実際に落札された
商品の価格をもとに決定していきます。

 

最低落札価格をもとに販売価格を決定する

オークファンのデータをもとに、
あなたが販売する商品の価格を決定するに最も重要なのは、
平均の落札価格でも、その商品の中での最高落札価格でもなく、
最低落札価格をもとに、価格を決定するということです。

 

要は「最悪の場合を考えて予測を立てておくと、確実に利益を得ることができる」
ということですね!

 

オークファンでの落札相場の見方はこちらに詳しくまとめています。

 

現在出品中のライバルセラーの即決価格に注意

これは、常に頭に置いておいてほしい市場の本質としての
重要な考え方ですが、商品の相場というのは、

物によってはある程度一定の価格を保たれていますが、
常に変動するものだという意識を持ってビジネスを行っていかなければなりません。

その理由としては、その時どきでモノの「需要と供給」のバランスは変化していくからです。

 

もちろんこれは、ebay輸入ビジネスにも当てはまります。

 

オークファンで見た過去1ヵ月以内の落札価格ですらも、
変動している可能性が大いに考えられるのです。

市場における価格競争の原理で考えても当たり前のことですが、
同じ商品を扱う競合が増えてくれば、
商品の相場が下がることはあっても、上がることはありません。

なので、現在出品中のライバルセラーの商品の即決価格も
オークファンの落札価格と合わせて見ておくことが極めて重要です!

 

例えば、過去1ヵ月以内の最低落札価格が「25000円」でも
現在ライバルセラーが出品中している商品の即決価格が「23000円」
値下げされているといった状況です。

 

そうなると当然、あなたが仕入れた商品を「25000円」で販売しても、
現在「23000円」で出品されている、価格が安いほうのライバルセラーの
商品からしか購入されませんよね。

 

なので、「23000円」で販売しても充分に利益が取れることを前提に
仕入れを行っていく必要があるのです。

 

ヤフオク販売にかかってくる手数料

 

ヤフオク販売を利用する上でかかってくる経費は2つあり

「Yahoo!プレミアム会員費(月額)」と「落札システム利用料(商品毎)」になります。

 

Yahoo!プレミアム会員費

Yahoo!プレミアム会員費は「月額498円(税込)」です。

ついつい忘れがちになりやすいのですが、少額であろうと
経費には変わりないので、月間の売上合計額からちゃんと差し引いておきましょう。

 

落札システム利用料

そして、商品を出品・販売する度に発生し、主に計算しなければいけないのが
落札システム利用料です。

落札システム利用料は、商品が落札されたときにヤフオクから
差し引かれる手数料で、以前は「販売価格の8.64%」だったのですが、
2019年10月1日からわずかに値上がりし、「販売価格の8.8%」となりました。

 

この商品の場合は、本体価格:29800円、配送料金:1800円

で落札されたので、落札者の決済金額は「31600円」です。

この決済金額から自動的に落札システム利用料が差し引かれます。

落札システム利用料:(29800×0.088)=「2622円」 【売上金の8.8%】

実際に受け取る金額:(31600-2622)=「28978円」 【売上金の91.2%+送料分】

 

ヤフオクから銀行口座に振り込まれる実際の金額は「28978円」となります!

 

ebayからの商品仕入れにかかる費用

 

ebayから商品を仕入れる際には、「商品価格」と送料」に加えて

「関税・消費税」という費用が掛かります。

 

商品価格送料

「商品価格」と「送料」は、ebayの商品ページの中に表示されているを参考にして下さい!

 

送料に関しては

Shippingのあとに「送料の記載」があるか

 

または、「FREE」と書いてあるかを見て、
「FREE」であれば送料無料なので、商品価格のみでOKです!

 

関税・消費税

利益計算をする際に絶対に忘れてはならないのが
「関税・消費税』です。

 

個人輸入をする場合、商品価額の60%の金額が課税対象となります。

課税対象額の合計が10,000円以下の場合は基本的に免税されますが、 
商品価格と送料の合計が16,666円を超える場合は
「関税・消費税」がかかります。

〈計算式〉「9,999円」=(16,666円 x 0.6(%))

※革製のバッグ/パンスト/タイツ/手袋/履物/スキー靴/ニット製衣類等などは免税対象外

 

また、ebayセラーが発送の際に「Global Shippig Proglam」
というプログラムを指定している場合があります。

 

その場合、商品価格と送料の合計が「16,666円」を超えてれば
「関税・消費税」をまとめた「Import charge」という料金が発生します。

「Import charge」とは

「Global Shipping Program」 で配送される商品は、通関申請等をセラーに代わって
全てeBayが請け負って行っている為、あらかじめ「関税・消費税」 を計算し、
eBayからセラーへ請求している金額分の料金になります。

 

「Import charge」の料金は、商品決済画面へ進まないと表示されないので、
商品価格の右側にある「Buy It Now」をクリックして決済画面へ進み、
関税価格を確かめて計算式に入れましょう。

 

実際に計算してみよう!

(公式)

「純利益 = (販売価格 – 落札システム利用料) − (仕入れ価格 − 国際送料) − (関税+消費税)」

 

(例題) 

想定販売価格:39800円 
落札システム利用料:8.8% 
仕入れ価格:26959円 
国際送料:2185円 
(関税+消費税):2646円

このような商品を、公式に当てはめて純利益を計算してみます。

(39800 – (39800×0.088)) − (26959 − 2185) − (2646) = 4508円

純利益は「4508円」となります。!

 

※しかし、毎回公式に当てはめて計算していたのでは時間が勿体無いので、あらかじめ
「Excel」や「スプレッドシート」 などで関数を組んで「利益計算表」を作っておきましょう!

 

(利益が取れる状態)

販売価格 > ( 落札システム利用料 + 仕入れ価格 + 国際送料 + 関税 + 消費税)

 

商品を仕入れる際は、利益が取れる状態である事をしっかりと押さえておきましょう(^^)/

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

この記事を書いたのは…



【マエダ】

高校卒業後、9つの職業を転々とする。23歳から副業で始めた輸入ビジネスで独立起業!現在は、輸入物販、情報発信、コンサルなどを行っています。

基礎知識
みんなに教える
JUST A HERO 〜前田永世の上京起業物語〜
タイトルとURLをコピーしました