こんにちは、マエダです!
よくYouTubeを見たりブログなどを読んでいると、
ネットビジネスでとてつもない成功をしている人っていますよね。
その彼らをよく観察しているとある共通点が見つかりました。
それは何かと言うと、みんな「利他的な人」であるという事。
利他的な人とは、他人のことを心から思いやることができ、
その他人のことを救いたいという「利他の精神」を持った人です。
これは、今後ビジネスを行っていく上ではとても重要な考え方になるので
皆さんにシェアしたいと思います!
利他的な人が成功するその理由とは?
なぜ、共通して利他的な人が成功しているのか?
それは、「他者にベクトルが向くことによって見える世界が広がっている」
というのがいちばんの大きいのではないかと思います。
僕たち人間は、基本的に自分のことがいちばん大切だと思う生き物です。
もちろん、子供が出来れば自分よりも子供がいちばんとなります。
しかし、自分が幸せに生きることよりも、他者が幸せに生きることを
優先に考えることというのは、常人ではほとんど不可能ですよね。
普通だと、親類や周りの大切な友達・恋人などの幸せを、
自分の次に優先して考えられるぐらい。
ですが、突き抜けて成功している人たちというのは、
その自分優先という思考の壁を乗り越えてしまって、
常に他者優先の思考で生きているいうこと。
他者(お客さん)は何がしたいのか?
他者(お客さん)は何を求めているのか?
他者(お客さん)はどう感じているのか?(喜んでくれるのか?)
こういったことを、世の成功者たちは常に考えているのです。
僕たちが、常に自分にベクトルが向いているところを、
成功者たちは、常に他人にベクトルに向いているということ。
他人にベクトルが向き、他人の幸福を優先して考えていくことで、
自分にベクトルが向き、自分中心な状態から比べると格段に視野が広くなり、
他者が求めるあらゆるモノやサービスを想像できます。
そして実際に行動を起こし、クリエイティブに創造していきます。
大きく成功した人たちの幼少期や学生時代の生い立ちを見ても、
彼らが他の人にくらべて特段に頭が良くて優れていた
ということは、ほぼありません。
何かしらで、もがき、悩み、苦しみながら生きてきて、
「自分と同じような悩みを持った人を救いたい!」と思って
立ち上がり、行動した人たちばかりなのです。
そして、世界的にヒットする商品というのは例外なく、
多くの人の悩み解決し、救うことができたモノです。
利他の精神が生んだヒット商品の例としては、
ホンダの「スーパーカブ」という新聞配達によく使われている
バイクがまさにそれです。
どこかで聞いたことがある人もいるかもしれませんが、
スーパーカブが誕生するにいたるまでには、とあるエピソードがあったのです。
ホンダの創業者である「故・本田宗一郎前社長」の奥さんが、
昭和20年代の当時、自転車で食材を買い出し言っていた際に
よく坂道を通っていたらしく
「自転車ではきつい」と不満をもらしていたそうです。
そこで、本田宗一郎さんは、以前、日本軍が使っていた
通信用の50ccエンジンを自転車につければ、ラクになるだろうと
手作りで、奥さんのためにエンジン付き自転車をつくりました。
そして、エンジン付き自転車で颯爽と買い出しに行く
奥さんの姿をみた近所のひとたちから、
「俺にも作ってくれ~」
「わたしにも作ってほしい~」
といって注文が殺到したことから、「エンジン付き自転車」を
量産するようになり、それはやがてバイクへと形を変えて
「スーパーカブ」が完成したということです。
この事例から、自分が創造・販売するモノやサービスを通して、
どれだけ多くの人を救うことができるのかが、
ビジネスで成功していくコアの部分であることは明白です。
それが分かれば、あとは自分が行っているビジネスに対して
具体的に落とし込んでいき、同じように行動していけば良いということですね!
利他的な人になるためには
利他の精神は、キリスト教や仏教が目指すところでもあり、
2000年前から続くテーマでもあります。
そう聞くと、利他的な人になっていくことは一見難しいようにも感じますが、
彼ら成功者の特徴をしっかりと見抜いてマネをしていくだけで、
本来は利己的な僕たちでも、利他の精神を身に付けることができます。
僕もまだまだ普通の利己的な人から抜け出せないので、
彼ら成功者の利他の精神を、動画や音声で見聞きしながら
自分の中に落とし込んで行っている最中です。
しかし、いきなりマネをしようとして出来るものでもないので、
まずは自分の現状を知るということから始めていくと良いそうです。
僕も、まず現在の自分の在り方を知ることでどのように
マインドを改善していけばよいのかが明確に見えてきました。
僕も含めて、利己的な人の特徴をまとめてみました。
【利己的な人の特徴】
- 自分がどうしたいか
- 自分がどう感じたか
- 自分が何をするのか
※自分のベクトルで物事を考えている
次に、利他的な人たちの特徴をまとめてみました。
【利他的な人の特徴】
- 相手がどう考えるか
- 相手がどう思うか
- 相手がどうするか
※他者のベクトルで物事を考えている
僕は、このような両者の特徴をハッキリと理解したことで、
「孫正義氏、ビルゲイツ氏、スティーブ・ジョブズ氏」と「自分」との違いがわかりました。
(少しスケールが大きいように思えますが、所詮は同じ人間です!)
違いを理解したところで、僕なりに考えた「利他的な人」になるための
ステップを3つにまとめましたのでご紹介します。
利他的な人になる3つのステップ
①自分の弱さを認めて苦手な部分をさらけだす
僕たちは往々にして、自分が苦手だと思うことをやって、
恥をかいたりするのを避けようとする習性があります。
自分の恥部を隠すことをやめ、さらけだしてみましょう。
そうすることで、しだいに他人の苦手なことも
共感でき、認めることができるようになります。
また自分の弱さや苦手な部分がわかれば、反対に自分の強みも明確にもなるので、
その強みをビジネスにドンドン生かしていきましょう。
②他者の気持ちに対して鈍感であることを自覚する
自分の気持ちはよくわかっていても、
他者の気持ちというのは把握しにくいものですよね。
例えば、他者を怒らせてしまったり、関係が悪化してしまった際には、
「あいつは〇〇だから〇〇なんだよ」と批判するのではなく、
相手を怒らせてしまった自分に責任があるのだと考えます。
そして、相手の気持ちに相手の気持ちに気づかなかったことを自覚しましょう。
すると、自分に向いていたベクトルが他人に向くようになります。
③他者の意見を聞く仕組みをつくり、その意見を信じる
「利他的な人」になるというのは、意識だけでできるほど
甘っちょろいもんではありません。
他者の意見が入ってくるように仕組み化しちゃいましょう。
あなたが物販をやっているのであれば、
商品を購入してくれたお客様に、なぜ商品を購入してくれたのかという
任意のアンケート調査をしてみたりするのもアリです。
他者の意見を聞くことができると、そこから他者の気持ちが読み取れて
市場のニーズがつかめてきます。
以上が3つのステップになります。
①まずは自分の弱さを認めてさらけ出す。
②次に、相手の気持ちを汲みとることが苦手であることを自覚する。
③そして、お客様の声を聞くことのできる仕組みを作る。
イエスキリストでも、釈迦でもない僕たちが、一朝一夕に
「利他的な人」なることはできませんが、こういった手順を踏むことで
少しずつ「利他の精神」が身に付いていきます。
また、とくにまだビジネスを始めて状態であっても、
あらゆる場面で、常に相手の視点に立つように意識をして
生活を送っていくことで、少しずつベクトルが相手側に向いていきます。
僕も最初は「きれいごとだな~」と思っていましたが、
無理やりにでも意識して真似するように心がけて日々行動するようにしたら
少しずつではあるけれども、ビジネスにも影響がでてきました。
あなたも、「そんなのはきれいごとだな~」と思うかもしれませんが、
とりあえず一度試してみることをオススメしますよ。
まずは、自分がこうなりたいと思っている生活を送っているような成功者を
じっさいに何人か書き出し、その人たちの発言や行動を観察しながら
成功者マインドをどんどん吸収してみましょう。
そうして利他の精神を身に付けていけば、ビジネスも人間関係も上手く回っていきますよ(^^)/
まとめ
・利他的な人は、他人のことを思いやれる「利他の精神」を持った人。
・いま内側にむいているベクトルを外側に向ければ「他者の視点」が見える。
・利他的な思考は、ビジネスと人生をより円滑にする。